ロゴ
ペットボトルの水について

ペットボトルの水は開封後すぐに雑菌の繁殖が始まるため、賞味期限は開封前のものにしか適用されません。そのようなペットボトルの水の衛生面での安全性について解説します。

ペットボトルは不衛生?開封は雑菌繁殖のスタート!ペットボトルの衛生についてご紹介

ペットボトルの衛生について

ペットボトル入りのミネラルウォーターに対しては、漠然とした「安全性が高い」というイメージを持っている方も多いかもしれません。当然市販されている水には不純物などを対象としたさまざまな処理がされており、購入時からその安全性に問題があるということは非常に稀ですが、その飲み方によっては、菌などが繁殖することによる健康被害を受けてしまうかもしれません。ここでは、このようなペットボトル入りの水の安全性について、開封後の菌の繁殖という観点から解説していきます。

ペットボトルの水の注意書きの内容について

市販されているミネラルウォーターのペットボトルには、「開封後すぐにお飲みください」といった注意書きがされていることが殆どです。おそらく多くの方は、このような注意書きを気にせず水を飲んでいることと思われますが、菌の繁殖という観点から見ると、このことを順守する必要は十二分にあります。

ペットボトルの水は開封後から雑菌が増殖する

ペットボトルに入っているものに限らず水は空気に触れることで雑菌が繁殖し始めます。そのため、ペットボトル入りのものはその繁殖を防ぐため、出荷時には容器いっぱいまで水が入れられています。

しかしながら、開封後水を飲むと、ボトル内には空気が入るため、すぐに雑菌が繁殖しやすい状態になります。そのため、上述した「開封後すぐにお飲みください」といった注意書きは、このような雑菌が繁殖する前に消費してもらうことを目的としていることが考えられます。

菌は人間の口の中にもいる

水中における菌の繁殖は、菌が混入した段階で始まりますが、混入は空気のみを媒介するわけではありません。特に人間の口の中には、唾液1ミリリットルあたり100万から1千万個の菌が含まれているともいわれており、ただ水を飲んだだけでも水中内に菌が混入し、繁殖が始まります。

当然これらの菌は、そもそも口の中に存在するものであるため、多少繁殖が進んだくらいでは人体に影響は出ず、過度な心配をする必要はありません。しかしながら、長い時間が経過すれば、それだけ菌の数も増えるため、早めに消費したほうがよいことに変わりはありません。

開封と同時に賞味期限は適用外に

水に限らず食品には賞味期限が表示されています。特にミネラルウォーターや天然水などには、賞味期限を含めた成分表示が義務付けられており、その内容が商品の安全性の判断基準となることはいうまでもありません。

しかしながら、このような期限は大前提として、開封がされていない状態での安全性を保証したものであるため、開封後、その期限はすぐに適用外となることは覚えておきましょう。

また、「賞味期限」と「消費期限」を混同されている方も少なくありませんが、前者は味の変化が表れないことを保証した期限であるのに対し、後者は問題なく消費できることを保証した期限となっています。そのため、その安全性を判断するにあたっては消費期限のほうが重要となるため、ラベルの表示内容を十分に注意して確認する必要もあります。

まとめ

ここではペットボトル入りの水の安全性に関して、開封後の菌の繁殖という観点から解説しました。

通常、ミネラルウォーターや天然水は開封していない状態では、不純物などの処理が十分に行われているだけでなく、内部に空気が混入することによる菌の繁殖を防ぐための対策も行われており、その安全性に問題はほぼありません。

しかしながら、一度開封をするとボトルの内部には空気が混入し、菌の繁殖が始まることから、できるだけ早く消費する必要があります。また、その際には消費期限をはじめとしたラベルの表示内容をしっかりと確認するようにしましょう。

関連記事